「新・北斎展」に行ってきました

アート

先日、「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」に行ってきました。

葛飾北斎の『富嶽三十六景』といえば教科書に載っているので誰しもが一度は見たことがあると思います。

この展覧会で初めて知ったのですが、実は北斎は20歳〜90歳に及ぶ浮世絵師人生のうち「葛飾北斎」と名乗り活動していたのはほんの数年のことだったそうです。

勝川派の絵師として活動した春朗期(20〜35歳頃)、

勝川派を離れて肉筆画や狂歌絵本の挿絵といった新たな分野に意欲的に取り組んだ宗理(そうり)期(36〜46歳頃)、

読本の挿絵に傾注した葛飾北斎期(46〜50歳頃)、

多彩な絵手本を手掛けた戴斗(たいと)期(51〜60歳頃)、

錦絵の揃物を多く制作した為一(いいつ)期(61〜74歳頃)、

自由な発想と表現による肉筆画に専念した画狂老人卍期(75〜90歳頃)

(「【公式】新・北斎展」サイトより)

浮世絵以外にも挿絵など数多く手がけており、全国の弟子志願者(?)たちのために書いた絵の教本(絵手本)は『北斎漫画』と呼ばれているそうです。確かにちょっとデフォルメされた人物がいろいろなポーズをとっていて漫画のようでした。『北斎漫画』は海外でも有名だそうで、外国人の方もたくさんいました。

ほかにも驚くことがいろいろ。

飛び出す絵本のような切って貼って組み立てる子供用の遊び道具がありますよね。現代はあれを作る専門の人がいますが、北斎はそれを自分で作っていたそう!ほかにも小物を作る職人さん向けの飾りのデザイン見本帳をいくつか作成していたり、北斎の仕事、細かすぎです!(笑)90歳頃の晩年の作品を見ても細かいところまで描き込まれていて、技術と情熱に感心しました。

北斎の経歴を見ると、彼が研究熱心だったことがわかります。実際に作品たちを観てもタッチを変えてみたりしていろいろな技術や作品にチャレンジしているのがわかるので絵を描くのが趣味な方は刺激になるんじゃないでしょうか。

480点(!)ほどの作品が展示されていますが、どれも保存状態がとてもよく、色が綺麗なのも個人的には見どころです。

図録買えばよかったーーー

公式サイトもかっこいいのでぜひ見てみてください。六本木 森アーツセンターで2019年3月24日(日)までの開催です。

401 Unauthorized
アート
スポンサーリンク
FLO CAFE
タイトルとURLをコピーしました