以前書いた「配置の基礎４つ」をかみくだいて、デザイン初心者の頃はここに気をつけるといいかもという具体的なところを何回かに分けてまとめています。
今回は「余白」について。職場で新人デザイナーのチェックをするときがあるのですが、ここを直すだけでグッとよくなるくらい大事なところです。
あまり詰め込みすぎるとややこしくなってしまうので、なるべくシンプルにまとめるようにしました。
レベル１ 要素の余白の幅を揃える
これを意識するだけでもかなり違う！というくらい重要だと思っています。
要素を置いたら、全体の上下左右、要素の上下左右などの余白の幅が均等になっているか確認してみましょう。
例えばこういう文字を入れたボックスの上下左右も、余白の幅を揃えることでグッときれいになります。
レベル２ 余白はゆったりとる
ゆったりってどのくらいやねんと思うかもしれませんが、左のデザインのように枠のギリギリまで要素を詰めると窮屈に見えたり、古臭く見えてしまうことがあります。近年は余白を大きめにとるデザインが主流なので、素敵だなと思ったデザインの余白のとり方を参考にしてみてください。
まとめ とっても奥が深い余白
余白についてはまだまだたくさん話せることがあり、今回は「まずデザイン初心者はここに注力して気をつけるといいだろうな」と思ったことを書きました。
とっても奥が深い世界です。余白の使い方がうまくなるとデザインのレベルアップ間違いなし！
「けっきょく、よはく。」という書籍がわかりやすくておすすめで、NGデザインとOKデザインを並べて詳しく解説し、サンプルのデザインもたくさん掲載されているのでとても参考になりますよ。ぜひ！
