自分の強みを知るってなかなか難しい。過去に人から言われてそうだと思っていた性格が、人との出会いで変わることもあります。
いま話題の「自己肯定感」を上げるためにも自分のことを客観的に知るのはいいことなのかもしれません。
無料の強み診断ツール「VIA-IS」を試してみました。じつはこれ、メンタリストDaiGoさんもおすすめしていたんです!
「ストレングスファインダー」との違いは?
同様の強み診断では「ストレングスファインダー」が有名だそうですがこちらは有料。強みの内容も少し違うようで、ストレングスファインダーは行動特性・資質。VIA-ISは心理的傾向を教えてくれるそう。
ストレングスファインダーはもともと持っているもの、VIA-ISは環境や気持ちの影響で結果に変化がおきやすいのかなという印象を受けました。プラスにとらえると診断結果を見て自分を変えることもできるということですね。
VIA-IS診断のやり方
【VIA-IS診断】
https://www.viacharacter.org/Survey/Account/Register
※言語を日本語に直して診断できます。
メールアドレス登録の必要がありますが余計なメールは届きません。
質問は120問。10〜15分くらいで診断できます。
難しい質問はありませんがなぜか似たような質問を何回もされました。
診断結果は24項目を強みの順にすべてランキング形式で載せてくれます。
無料でもそれぞれの項目の簡単な説明がついていますよ。
実際に診断してみました
私の診断結果はこうでした。
- 審美眼(日常から美を見出す)
- 愛情(共感や思いやりを大切にする)
- 誠実さ(正直で真心がある)
- スピリチュアリティ(人生において信念がある)
- 感謝(良い出来事に目を向け感謝できる)
- 大局観(世間をよく見て自分なりの考えがある)
- 向学心(既知・未知問わず学ぶのが好き)
- 公平さ(だれでも公平に扱う)
- 希望(未来を描いて達成する)
- 知的柔軟性(あらゆる角度から考え変化できる)
- 自律心(気持ちや振る舞いをコントロールする)
- 思慮深さ(後悔しないようよく考えて選択する)
- チームワーク(チームの一員としてうまく立ち振る舞う)
- 親切心(他人を助け、面倒を見る)
- 寛容さ(あやまちを許し、復讐心を持たない)
- 好奇心(新しいことに興味を持つ)
- 慎み深さ(自分を見せびらかさずありのままでいる)
- 忍耐力(始めたことを最後までやり遂げる)
- リーダーシップ(チームの物事の達成や人間関係を支援する)
- 熱意(物事を中途半端にせず感動と情熱を持って取り組む)
- ユーモア(人に笑いをもたらす)
- 社会的知性(他者の感情に気づき動かす)
- 創造性(芸術に限らず、より良い方法を見つけられる)
- 勇敢さ(反対にあっても信念をつらぬく)
2年前の診断と比較してみた
じつはこの診断、2年前にもおこなっていました。その時の診断結果はこちら。今回と大きく変わった項目に色をつけました。
今回
- 審美眼
- 愛情
- 誠実さ
- スピリチュアリティ
- 感謝
- 大局観
- 向学心
- 公平さ
- 希望
- 知的柔軟性
- 自律心
- 思慮深さ
- チームワーク
- 親切心
- 寛容さ
- 好奇心
- 慎み深さ
- 忍耐力
- リーダーシップ
- 熱意
- ユーモア
- 社会的知性
- 創造性
- 勇敢さ
2年前
- 感謝
- 公平さ
- 慎み深さ
- 大局観
- 誠実さ
- スピリチュアリティ
- 寛容さ
- 自律心
- 思慮深さ
- チームワーク
- 忍耐力
- 知的柔軟性
- 希望
- リーダーシップ
- 熱意
- 愛情
- 審美眼
- 親切心
- 向学心
- ユーモア
- 好奇心
- 勇敢さ
- 社会的知性
- 創造性
けっこう違っていますよね?愛情・審美眼・向学心が上位になり、代わりに寛容さなどが下がっています。たしかに、2年前は自分の視野が狭かったし、恋人もいないしやりたいことも定まっていなくてぶれている頃でした(自虐)。気持ちの変化で強みが変わってくるのもおもしろいです。
変わらず下位にあるユーモアや社会的知性、創造性はもともと苦手なところなのかなと思います。たしかに人を動かしたり誰でも笑わせるというのは昔から苦手ですねー。
自分の強み・弱みを分析してみた
結果を見て、自分の強みと弱みを考えてみました。文は、診断結果から引用しているので自分で自分のことを持ち上げまくっているわけではありません。
<もともとの強み>
人に対して優しく真摯。世間や自分の内面をよく見、感謝と信念がある。
→内省する癖は昔からあるし、たしかにこれらは子供の頃から一貫して褒められていた特徴な気がします。
<変化しやすい強み>
人への共感性や公平性。日常の美への関心。
→デザイナーなのに忙しいときは美的感覚下がるなと常々思っていた…。内省する癖の裏返しなのか、他者への関心もムラがあります。
<もともとの弱み>
人を動かしたり、声をあげたり、強く働きかけること
→この弱みがあるからマネジメントなど人を率いることは向いてないと自覚しています。なのでリーダーシップとかも低いですよね。
なんか、我ながら納得・・・。
仕事では強みの性格がプラスに働くことが多いです。優しく誠実で自分のポリシーを持っていて、でも強く主張せずほどよく合わせるところなんかは取引先からよく重宝がられていました。自分で言うのもなんですが(笑)。
弱みの性格は、人を動かさなくてはいけない機会があれば今後伸びていく可能性もありますよね。ここがだめなんだ〜と思うより、これから変わっていくかもしれないと思いながら前向きに活動したいです。
強みの性格を自覚することで今後より活かしやすくなりそう。またしばらくしたら変化がありそうなので診断してみたいです。