引っ越しました

日々のこと

超個人的なことですが、引っ越しをしました。
コロナ禍の引っ越しの流れと、移り住んだ感想などをつらつら書きます。

以前住んでいた家が1Kで、彼と籍を入れるまでつなぎで同棲し続けるつもりだったのですが(私が勝手に思ってただけ)彼が自分のワークスペースが欲しいという話になったのがきっかけでした。ちょうどコロナ禍でテレワークがはじまり、同じ部屋でお互いに会議の声などに気を遣いながら仕事をしていたので早めに引っ越してしまうことに。

引っ越し先探し

当時は緊急事態宣言のまっただ中で見学に行けなかったので、まずはアプリで候補駅をいくつか絞って、最終的に一駅に絞りました。アプリだけで一駅に絞るのはなかなか難しくて、結局土地勘のある駅に。

そして、コロナが落ち着いた6月頃に見学をはじめました。

アプリに載せていない隠し物件がないかなぁと思いながら、大手っぽい不動産屋と、地域密着型っぽい不動産屋の両方を訪ねてみました。
今年は空いている物件数は例年とあまり変わらないけれど、出て行く入居者が少ないそうです。確かにこの時期に引っ越しをするのはわたしたちみたいに何か理由がある人くらいかも。

大手っぽい不動産屋では結局めぼしい物件は見つかりませんでした。すべてアプリに載せているので隠し物件はないと一蹴(笑)。

めげずに地域密着型っぽい不動産屋へ。ご近所さん?が世間話をしにきているような親しみのあるお店です。直接取引しているオーナーさんから掲載の依頼があったが忙しくてまだアプリに載せていないという物件を紹介していただきました。地域密着型っぽい不動産屋なら、こうやって処理が間に合ってないものがあるよう!

紹介された物件は戸建て住居をアパートに改装した1階でした。リビング&ダイニングと和室、さらに小さな縁側があって、広くてレトロ可愛い。それまでは都会っぽい、フローリングで2階以上のこぎれいな部屋ばかりチェックしていたのですがなかなか素敵です。

しかも築50年だけどフルリフォームしたばかりだから設備は新しく、もともと戸建てなので都心の同じ価格帯の1LDKでは絶対設置されていない足が伸ばせる大きなお風呂とキッチンがありました。しかも50㎡弱と結構広い!

家賃の希望や駅からの距離など簡単なことだけ聞いて、私たちの雰囲気を見て紹介してくださったんですから、まさにプロの仕事です!

住むところが変わると心も変わる

それからなんやかんや1ヶ月ほど準備をして引っ越しを済ませました。

新居にようやく慣れたところですが和室がとくに素敵です。まだ何も飾っていませんが小さな床の間と雪見障子も備え付けられてて、縁側と花壇が見えます。ほんと和む。

大家さんはお隣に住んでいて、毎日家の周りの花壇のお世話をしてくれています。(お花いじりが好きで、私たちの納める家賃はお花に使っているそうです)

縁側から紫陽花やバラが咲く花壇が見えて、都会なのに田舎のおばあちゃんの家に来たかのような素朴な雰囲気に癒されています。
単身の時は3回引っ越しをしましたが、窓から草花が見える家なんてそうそう巡り会えなかったなぁ。(元リフォーム屋の引っ越し業者のおじさんにも「築50年でこんなに設備がよくて雰囲気のいい賃貸ないよ」と言ってました!)

私の職場では緊急事態宣言解除後もテレワークが推奨されているので、毎日家で過ごしています。
旅館のような和室で寝起きして、縁側で洗濯物を干して、仕事して、大きなキッチンで夕飯を作って、足が伸ばせるお風呂で汗を流す。
都会の賃貸でこんな田舎のような生活(いい意味で)をするとは思いませんでした(笑)。

彼も念願の自分のワークスペースができ、楽しそうです。それぞれの時間もより楽しめるようになりました。自粛期間中もそうでしたが、引っ越してからはより地方移住に関心がでてきています。毎日こんなに穏やかに過ごせるってなんて健康的なんだろう。本当に移住しようかな。

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