昨年8月、たまたま別の症状で脳のMRI検査を受けたところ、『隠れ脳梗塞』が見つかりました。正式には『大脳白質病変(だいのうはくしつびょうへん)』というそうで、全体では6〜14%くらいの人に見つかる症状で、若い世代だとめずらしいそうです。
最初の検査から半年、再検査してきました。
前回の記事はこちら。
隠れ脳梗塞(大脳白質病変)とは
医師から言われたことや自分で調べたことなので正しく認識できているかわからないのですが、隠れ脳梗塞は『無症候性脳梗塞』とも言って、脳の機能に影響しない部分が脳梗塞になっている状態みたいです。
MRI検査をすると脳の一部に白いモヤがかかっている箇所があり、ここが血管に血が巡っていない箇所になります。
生活習慣病などが引き金となり脳梗塞や認知症リスクが通常よりも倍以上高くなるそうです。とくに高血圧がリスクが高いらしく、医師から自宅で定期的に血圧チェックをするよう言われました。
ちなみに私が使っている血圧計はこちら。
手首で手軽に測れ、60回分の記憶機能もついています。
再検査の結果と今後気をつけること
私は30代ですが、隠れ脳梗塞の状態がステージ2の手前(60代で20%〜30%位がなる割合)とのことで進行が早い状態でした。とくに体質や病歴についても原因となりそうなものがなかったので、最初の検査から半年後に再検査し、さらに進行しているようであれば対策を考えることになっていたのです。
検査結果は・・・
旦那も連れてドキドキしながら診察室へ。結果、進行していなかったので「現状では心配なし」とのこと。
私が隠れ脳梗塞になった原因は結局わかりませんでしたが、今のところ生活でも健康状態でもめぼしいリスクはないので「生まれつきこうだったと思うことにしてあまり気にしすぎないほうがいい」と医師からアドバイスをもらいました。
今後気をつけることなど
今後は
- 年齢の節目で検査を受けること
- 生活習慣病に気をつけること
この2点を気をつけていれば大丈夫だそうです。
妊娠高血圧症候群になったら?
私は妊娠を希望しているので、妊娠中に突然血圧が高くなる『妊娠高血圧症候群』になった時のことも一応聞いてみました。
その時は、婦人科のほうで血圧に対してケアしてくれると思うので、指示にしたがって対処してほしいとのことです。もしもの場合はきちんと隠れ脳梗塞について婦人科の医師に共有しようと思います。
まとめ
何気なく行った検査で隠れ脳梗塞が見つかり、脳梗塞や認知症のリスクについて聞かされたので再検査するまではとても不安でした。私が忘れっぽいのは隠れ脳梗塞のせいかしら・・・とか、いろいろ考えて眠れない夜もありましたが、何事もなかったのでただ忘れっぽい性格なだけだったようです(笑)。
自分の体について知っているだけで、病気のリスクを減らすことができるんだなと感じた出来事でした。もし受けられる方は、定期的に人間ドックなどを受けることをおすすめします。