世間を騒がせているコロナウイルス。突然のことに困惑している方も多いと思います。早く日常に戻るようお祈りします。今年3月以降、コロナウイルス対策としてテレワーク(在宅勤務)になった方が多いと思います。私も週5日、往復2時間弱かけて毎日職場に出勤していましたが、3月中旬頃からテレワークが開始されました。こんなかたちではありますが、ずっと経験したいと思っていたテレワークを体験して1ヶ月ほど経ったので良かった点・そうでなかった点をまとめました。
そもそもテレワークが進む会社とそうでない会社の違い
実は、在宅で仕事がしたいという希望はかねてから会社に伝えていました。在宅の方が時間の効率が良いし、私は女性なので、例えばこれから子供ができたときに在宅勤務という選択肢があれば、子供や家庭の事情で出社できないことがあっても仕事ができてありがたいなと思うからです。
会社もいずれはテレワーク化したいという思いはあったようなのですが、「勤怠管理がむずかしい」という理由でなかなか進んでいないようでした。他にもネットワーク問題とかパソコン貸与問題とかあるのかもしれませんが、テレワークが進む会社は実力主義というか、「結果さえ出してくれれば勤務時間や場所は気にしないよ」という姿勢があるのかなーと思います。日本だとなかなか難しいのかも…?
では、テレワーク化して良かった点とそうでなかった点について。
浮いた通勤時間で好きなことができる
1番感動したのは自由時間が増えたことです。通勤時にかかっていた、朝の支度1時間+通勤往復2時間の約3時間を自分のしたいことに当てることができました。
・勉強
・副業
・家事
・買い物や役所などの手続き
反面、通勤時間中にしていたルーティンはめっきり減ってしまいました。うまく日常に組み込んでいくことが必要ですね。
・読書
・情報収集
・クラウドソーシングの仕事探し
意外と集中できる
これは人によるかもしれません。自宅には漫画など趣味のもの・テレビやスマホが手の届く場所にあるので誘惑に負けてしまうかな…と思いきや意外とそんなことはありませんでした。適度に集中力が保てて、職場では話し声などで集中できていなかったんだなーと思いました。
作業環境がかなり重要
ネット環境・デスク周りの環境、すごく大事でした!ネット環境が悪いと簡単な作業が倍くらいかかってしまいます。作業の保存中にネットが切断されてしまったら死…(泣)自宅のネット環境は改善できるなら早めに改善した方がいいです。
また、意外と盲点だったのがデスク周りで、作業机が狭くて動きづらい、椅子が固くて体が痛い、というのはけっこうストレスがたまります。(とくに椅子重要!)あと、地味に足元が寒いとか。これを機に椅子を買い換えようかなぁと思いました。
コミュニケーション疲れが減る
おもにチャットとメール、ときどきテレビ会議というコミュニケーションをとっていますが、うまく伝わらなくてイライラ…とか、レスポンスが悪くてイライラ…ということはほとんどありませんでした。職場ではチャットのレスポンスが悪い人でも比較的早く返信があり、職場ではコミュニケーションの手段が多すぎるのかも…という気がしました。
反面、人と話すことが多い仕事の方や話すことが好きな方、細かいニュアンスは直接伝えたいという方はちょっとヤキモキするかもです。
テレワーク特有のストレスがある
ずっとひとりで黙々と作業をしているので、人との会話に飢える・寂しいという感覚がありました。あまり人と話さなくても平気なタイプの私でもこうなってしまったので、友人や家族と電話をするようにしました。
また買い物やランチ・散歩など意識的に外に出る習慣をつけることでストレス発散や運動不足を解消するのが効果的だと感じました。
総合的に、私は今回テレワークを実施してみたことで、環境を整えたり、自分の感情をコントロールすることでテレワークという働き方も可能だと感じました。自分の今後の働き方を考えることができて良い機会でした。