【女性のワークライフバランスを考える】制作会社とインハウスのデザイナーはどちらがおすすめ?

ライフスタイル

いままで何度か転職を経験していますが、年齢が上がるほど気になるのは「もし結婚したら家庭と仕事両立できる?」ということでした。

転職するときに結婚の予定はなかったのですが、できれば長く働きたいですよね。プライベートも大事にしたい。
なのでハードワークじゃないか、残業が多くないか、育児関連の休暇がとりやすいか、職場にママさんはいるか(少ないとママが働きやすい環境が整ってない可能性あり)・・・などけっこう気にして転職先を決めていました。

WEBデザイナーという職種も、共働き世代も、ロールモデルが少ないのでとても悩みますよね。
今回はWEBデザイナーとして制作会社とインハウス両方に勤めてみて、どちらが女性のワークライフバランス的におすすめか私の経験談を書いてみます。

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私が実際に勤めた会社例

私が勤めた会社は3社。インハウスのほうが多いです。
ちなみに最初に勤めたメーカーのインハウスに出戻りしました。出戻りって意外と多いらしいです。

・[1社め] メーカーのインハウス

・[2社め] メーカーのインハウス

・[3社め] サイト制作&運用の制作会社

・[4社め] メーカーのインハウス(出戻り)

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「働き方改革」で状況が変わってきている

WEB業界は「忙しくて残業が多い」から「働く場所や時間が自由」のイメージに

私が就活をしていた10年くらい前は、WEBデザイナーは給料があまり高くなくて、残業はあたりまえ。ハードワークというイメージでした。

実際勤めていた会社も、繁忙期は終電帰りとか、残業は22時までという規制があってもその時間までみっちり働くとか、そんな感じでした。(いま思うと22時もやばい)

3社めにいた頃から徐々に「働き方改革」が進んでいたので、4社めで以前に勤めていた会社に戻ったときは働きやすさがかなり変わっていました。世の中もIT系のスタートアップが台頭してきたり、GoogleやAppleが成長したおかげでWEB業界は「おしゃれ・働く場所や時間が自由・稼げる」というイメージに変わってきました。

残業に関してはどこもよくなっていくかも

実際、私自身も今では定時で仕事が終わるように仕事量を調整されています。

周りを見ても変化があり、忙しいイメージのトップレベルにいるのではないかというフリーのエンジニアさんも、働き方改革がはじまってからは「クライアントが定時で帰るので時間に余裕ができた」と言っていました。

とはいえすべての会社がそうとはいえないので「会社による」と言ってしまえばそれまでなんですが、インハウスでも制作会社でも、「残業」に関しては少ないorこれから少なくなっていくと思います。

制作会社とインハウスどちらが働きやすい?

では残業に関してはそこまで差が出ないとして、それぞれのメリット・デメリットについて考えてみました。
あくまで私の経験に基づいていることはご容赦ください。

制作会社の場合

メリット

・スキルアップしやすい

組織のクリエイティブ意識が高く、新しい技術を求められるのでスキルアップしやすい傾向があります。技術のある仲間がいたり、クリエイティブディレクターなどデザイン基盤のある指導者がいることが多いので日々研鑽されます。いろいろなタイプのデザインに関われることも強いです。

・分業がしっかりしているので自分の作業領域に集中できる

営業、コーダー、デザイナー、ディレクター、クリエイティブディレクターなど役割がしっかり分担されているので自分の役割に集中することができます。
自分の領域外の知識を教えてもらったり、人脈がつながっていくのは嬉しいです。それぞれ専門をつらぬいているからか変わった人が多い気も…?

・働く時間や場所が自由な場合も

どちらかというと制作会社の方が働く時間や場所に柔軟な傾向です。ママさんはリモートや時短・フレックスが使える会社は嬉しいのかなーと思います。

デメリット

・成長し続けないと取り残される

日々新しい技術を求められるので、成長が止まってしまうとそこそこの役どころになってしまう可能性があります。テクニカルなこと以外でも、後輩への指導力など自分の強みを見つけられるといいかもしれません。

・クライアントの都合でスケジュールや仕事内容が調整できない場合も

クライアントの希望が第一なので、急な残業やスケジュールの調整、仕事内容の調整が難しい場合もあります。よその会社なのでコントロールしづらいところですね。私も過去に何回お願いしてもキツキツのスケジュールで頼んでくるクライアントがいました。

・声をあげないと協力が得られないことも

例えば同じデザイナー間でもそれぞれ違うプロジェクトやクライアントを担当していたりして、お互いの仕事の状況が見えづらかったりします。手伝ってほしいときや仕事量を調整してほしいとき、自分から相談しないと気づいてもらえないこともあります。
ママ的にはスケジュール調整と協力関係って重要だと思うのでここはしっかり見極めたいところですかね。

インハウスの場合

メリット

・ゆるキャリを目指しやすい

制作会社の場合は求められるので強制的にスキルアップするイメージですが、インハウスは逆にいうと自分のペースで目標を立ててスキルアップすることができます。自分でスケジュールを立てて新しい技術を取り入れたり、自分の裁量で制作物にこだわったりするのが好きな人はゆるキャリを目指せると思います。(IT系のインハウスは違うかも)
クリエイティブの基盤が整っていない会社だったら自分でルールを作っていくのもありですね。

・スケジュールや仕事の調整、協力が得られやすい

同じ会社の人間なのでスケジュールの調整や仕事内容の調整がしやすいです。「この仕事は本当に必要か?」というところからコントロールできるのは嬉しいですね。チームで仕事をする場合も多いので仲間に手伝ってもらえたり管理者に業務量の相談がしやすいのはママさんは嬉しいと思います。

・ひとつのものに関わっている連帯感がある

気持ち的なところですが、ひとつのサービスやブランドに社員全員で関わっていくので連帯感や貢献感があります。そのサービスやブランドが好きで働いているという人が多いので考え方や好みが似ている仲間が集まりやすい気がしますね。
ひとつのものに関わりたいからインハウスで働くという人もけっこういます。

デメリット

・スキルが固定されやすい

IT系や自社でアプリ開発をするような会社は別ですが、組織内のクリエイティブ意識が高くないことも多く、また技術もそんなに進歩しないのでスキルが固定化しやすいです。
デザイナーが自分だけだったり、クリエイティブディレクターなどデザイン基盤のある指導者がいない場合も多いです(いても微妙に畑の違う人だったり)。自社の制作物のデザインに偏りがちなのも難点です。

・デザイン以外の仕事を任されることもある

少数精鋭の場合なんかは、撮影や事務、ちょっとした営業の仕事を任される場合もあります。いろいろな仕事をした方が気が紛れる、幅広い知識をつけたいという人はいいかもしれません。

どちらがおすすめかは優先順位による

それぞれ大事にしていることが違うと思うので、私から制作会社とインハウスではどちらがおすすめ!とは言えないです。
ずっとスキルアップして切磋琢磨したいなら制作会社がいいですし、仕事の調整がしやすい方がいいならインハウスのほうがいいと思うかもしれません。

私の場合は…

私の場合は、インハウスのスキルアップの難しさに気づいて一度、労働時間管理のしっかりしていそうな制作会社に転職しました。

けどクライアントからの仕事量は減らないのでどうにかみんなで時間内に回すという感じでけっこう大変で…。制作会社にやたら厳しいクライアントがいたり、時間がないのに自分の技術以上のことをやらないといけないのもストレスでした。

結局もといた会社で自分のペースでキャリアを築いていったほうがママになっても働きやすそう&みんなとひとつのものをつくる連帯感てけっこういいものだなと思ってインハウスに戻りました。
私は自分のペース&自分の裁量で働けるというのが大事だったみたいです。物足りない部分は趣味や副業で楽しもうと思っています。

まとめ

制作会社とインハウスのメリット・デメリットをご紹介しましたが、もちろん全てがこうというわけではありませんよ。あくまで傾向&私の経験に基づくものとしてとらえていただければと思います。

ここ数年、働く環境がどんどん変わっているので今後さらに女性のライフイベントの変化があっても働きやすい会社がたくさん出てくるといいなと期待しています。

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