【ミステリー・家族・恋愛】ジャンル別 東野圭吾さんのおすすめ小説

読書

小説を読むときはミステリーが多いのですが、とりわけ東野圭吾さんは読みやすくおもしろいのでよく選んでいます。ジャンルのバラエティに富んでいて、社会的なメッセージ性のある作品が多いところも好きです。

調べてみたら約380作品も書かれているんですね!今回私のお気に入りの作品をジャンル別にまとめてみました。

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こういう方は気が合うかも…

・メッセージ性のある作品が好き
・愛をテーマにした作品が好き
・ハラハラする謎解きが好き
・映画みたいな早い展開・動きのある展開が好き
・科学やテクノロジーを使った作品が好き
・脳内で演じてほしい俳優を思い描くのが好き
・グロテスクな表現は苦手

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ミステリー編

東野圭吾さんといえばミステリー!シリーズ代表作がやはりおもしろかったです。

容疑者Xの献身

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。

2005年に直木賞を受賞した東野圭吾の人気ミステリー「ガリレオ」シリーズ第3作、初の長篇。

人気の探偵ガリレオシリーズ。探偵ガリレオ×犯人の尊敬しあう天才同士の戦い、さらに犯人の恋心が切なくて、謎を解いてほしいけど解いてほしくない…!と思いながら読んでいました。短編も読んでいましたがやはり長編のほうが読み応えがあります。

堤真一さんが犯人役で映画化もしました。映像化作品はあまり好まないことが多いのですが映画のほうも最高です。

赤い指

「家族」の物語。
犯罪を越えた本当の闇。
この家に隠されている真実は彼らの手で解かれなければならない。
ひとつの事件から見える家族の肖像。
二日間の悪夢と孤独な愛情の物語。
加賀恭一郎シリーズ

こちらも人気の刑事 加賀恭一郎シリーズ。ホラーみたいなタイトルだけどホラー要素はないです(笑)。引きこもり少年を持つ夫婦と、同居している認知症の祖母の関係性が事件に大きく影響していて、派手な展開はありませんが身近に感じられる事件で少し考えさせられます。

最初に読者に犯人がわかっているタイプのミステリーで、少しずつ犯人に近づいていく様子がハラハラします。加賀シリーズはそんなに読んだことがないのでこれから手を出していきたいです。

プラチナデータ

国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺されたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたのか?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。 追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。

前述の2シリーズと違って、DNA捜査システムがある世界という、近未来やファンタジーのような要素が入っているところがおもしろかったです。犯人と疑われた主人公が逃亡しながら事件の謎に踏み込む姿はハラハラします。
ミステリーの解決部分はもう少し驚きや盛り上がりが欲しかったなと思うところもありますが、世界観や設定が好きなのでおすすめに入れました。

映画は観ていないのですが、主人公役の嵐の二宮さんの雰囲気はすごくキャラクターとあっているなぁと思います。

家族編

東野圭吾さんの作品は家族の絆を描いているものが多い気がします。ただ共感するだけでなく、考えさせられるテーマであるところが良いです。

秘密

ドラマ化・映画化された『秘密』の原作小説。
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。

東野圭吾さんが有名になるきっかけとなった作品。最後の真実に大号泣しました。実際に自分の娘に奥さんの魂がはいってしまったら、妻として抱きしめることは難しいけれど、誰かのものになってしまうのも嫌だと思います。たくさんの葛藤が突き刺さって「自分だったら…」と考えてしまう。

入れ替わりものってよくありますが、ここまで実生活や親子・夫婦のリアルな関係性に踏み込んだものはないのではないでしょうか。
愛するがゆえに最後にそれぞれが抱える秘密…切ないです。

手紙

本格推理から学園ミステリー、パロディー小説や絵本など、さまざまな作風で読者を魅了しつづける著者が、本書でテーマに据えたのは、犯罪加害者の家族。犯罪が、被害者や加害者だけではなく、その家族にまで及ぼす悲しい現実を見据えた意欲作である。
殺人犯の弟という運命を背負った高校生が成人し、やがて自分の家族を持つにいたるまでの軌跡を、大げさなトリックやサスペンスの要素を用いることなく、真正面から描ききっている。

もし身内が殺人犯だったら。知り合いの身内だったら。ニュースで見た知らない人物だったら。それぞれ考え方が少し変わってくるのではないでしょうか。
主人公の兄が殺人を犯してから、主人公が大人になり家庭をもつまでをミステリー要素などなくリアルに描いています。

普通の生活をおくれそうと思ったところに兄のことがばれ、居心地が悪くなったり厳しい言葉を浴びせられたり…。刑務所の兄から定期的に送られてくる手紙に主人公はどうこたえるのか、この話に光はあるのか?と読み進めたくなります。

フィクションのようなオチにせず、著者も真剣に向き合ったからこそ表現されたと感じられる主人公の答えと、ラストの展開は個人的には素晴らしいと思います。とても考えさせられる作品。

流星の絆

惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。
「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」
14年後――彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。
「この小説は私が書いたのではない。登場人物たちが作りだしたのだ。」――東野圭吾
息もつかせぬ展開、張り巡らされた伏線、驚きの真相、涙がとまらないラスト。すべての東野作品を超えた現代エンタメの最高峰。

仇討ちを画策する三兄妹という設定ですが、けしてダークではなくあらすじのとおりエンタメ感のある話です。

兄妹たちが身分を偽り変装して仇の息子に近づき、犯人の証拠を探りながらも恋をしてしまい…という展開はドキドキします。また仇の息子がレストランの経営者でこの人のキャラクターが際立っていて清々しいです。兄妹たちと対照的な華やかな世界の様子は読んでいるこちらも楽しめます。

脳内では完全にドラマの錦戸さん二宮さん戸田恵梨香さんになっていました(笑)。

さまよう刃

長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。
自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?

父子家庭で育った最愛の一人娘が絵に描いたようなクズ少年達に弄ばれ殺されてしまう。少年法に守られるくらいなら…と私刑をくだす父親の姿は終始見ていて辛いし、少年達は胸くそ悪くなります。

正直トラウマすぎて二度と読みたくないですが(笑)、同時に忘れてはいけないテーマだと思いおすすめに入れました。最後の展開はもう一息ほしかったな。それでも強烈に印象に残る作品です。

恋愛編

パラレルワールド・ラブストーリー

親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。

敦賀と親友の智彦、麻由子の三角関係が織りなす近未来テクノロジーのミステリー。

記憶を改変する技術研究をしている3人だったが、ある日親友の智彦が行方不明に、智彦の彼女だったはずの麻由子が自分の彼女になっていて、「記憶」と「真実」のストーリーを行ったり来たりしながらどちらが本物の世界なのか読者も一緒になって解き明かす展開はおもしろかったです。麻由子のどっちつかずな態度はいまいち理解できませんでしたが…。

白夜行

1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。

ミステリーだろ!と言われそうですが私の中では深い愛の話なのでこちらに入れてしまいました。小説は二人以外の登場人物が語り手となっているため亮司と雪穂の接点がないかのように描かれています。接点があるようでない、二人の周りの事件と最初の事件を追いながら少しずつ謎が溶けていくさまはどんどん読み進めてしまいます。

私はドラマ版を先に見ました。そちらは小説と違って亮司と雪穂のやりとりが描かれていて、これを見ていなかったらストーリーを理解できていなかったかも。綾瀬はるかさんもいいけど、私の中の雪穂のイメージは映画版の堀北真希さんがぴったりですね…!

雪穂のセリフに「あたしの上には太陽なんかなかった。いつも夜。でも暗くはなかった」とありますが、二人には光の中を歩いてほしかったですね。読んでいてうなだれてしまうようなラストが悲しいです。

私のBEST 3

1位 秘密

大号泣した「秘密」を1位にしました。本を読んでうるっとくることはあるけど大号泣することはそうそうないです(笑)。自分に置き換えたときにどうすることが愛なのか、考えてしまいます。大切な人がいるならぜひ読んでみてほしい作品。

2位 白夜行

1位にするかすごく迷った…当人たちが語ることはほぼないのに、少しずつパズルのピースがはまっていくような展開は、はじめて読んだとき衝撃でした。こちらは「秘密」とはまた違った、愛のために闇を生きる人の話です。何度も読み返したくなる小説。

3位 流星の絆

「手紙」にするかすごく迷ったけど…読後感がいいし安心して楽しく読めた流星の絆を3位にしました。三兄妹の固い絆(とくに兄たちの妹への愛)と、仇の息子の誠実さに胸があたたかくなります。

おすすめが増えたら随時更新します

ジャンル別に東野圭吾さんのおすすめ小説をまとめました。東野圭吾さんてすごく筆が速いですよね!気がつくと新しい作品が出ているので、新たに読んでみて気に入った作品があれば随時更新していこうと思います。

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