(小ネタ)今までにあった困ったデザイン依頼5選

WEBデザイン

過去にはじめての方向けのデザイナーへのスムーズな依頼方法をまとめたのですが、頼み慣れている人でも(慣れているからこそ?)「これは困ったなー」という依頼のされ方がありました。

私は会社員ですが副業でもWebデザインの仕事をしています。副業のほうではいろいろなクライアントさんがいて、ときにはびっくりするような依頼のされ方もあったので小ネタ的にまとめてみました(たま〜になので話のネタ程度に聞いてください)。気軽にご覧ください。

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本当にあった困った依頼まとめ

内容ゼロで「あとよろしく」

クライアント「ホームページを作ってほしいんだよね〜」
私「そうなんですね、いいですよ〜」
クライアント「楽しみにしてるよ!よろしくね〜」

…fin.

このときはメールだったんですが、『ホームページを作る』ということしかわからないまま話が終わってしまったことがありました。
結局、こちらが主導でヒアリングや素材提供をお願いしたのですが、最初から最後までそんな調子だったので大変でした。とても安く引き受けてしまったので労力にあわない仕事ってこういうことかぁ〜と感じたのを覚えています。

コンサルからの提案資料をそのまま渡される

おそらくコンサルからの50ページ程のサイト改善提案資料を渡され、「この中でできる作業やってくれる?」と依頼されたことがありました。
資料を読み解いてリストアップして、見積もりを作って…とWebの作業以外のほうが多かった気がします。そういうときほど、クライアントにリストアップしたものを共有しても見てなかったりするんですよね(笑)。

会社だったらつき返したり他の人に頼んだりできるけど、フリーランスってこういうものなのかな?と思い、そっと見積りに上乗せしておきました(笑)。でもやっぱり、精査してから依頼してほしいものです。

専門的すぎる内容の文章作成

専門的な知識が必要な業種のランディングページを依頼されたときのことです。

デザインの参考ページ(また別の業種)を渡され
クライアント「こんな感じで新規獲得できるページでお願いします」
私「かしこまりました!」
クライアント「期待してるよ!よろしく!」

…fin.(二度め)

ランディングページは広告的なページなので、戦略的なデザインだけでなく閲覧者の興味関心をひく文章の力も必要です。
専門的な業種だと、もちろんベースの知識もなければ、どういう言葉が刺さるのかというポイントすらわかりません。クライアントに確認しつつ、自分でも調べつつで「これで本当にいいのだろうか?」とずっと悩みながら作成していました。

決定していない内容だらけなのに見積り作成

クライアント「企業ホームページ作成の見積りをお願いします。5〜10ページくらいになるかもしれなくて、たぶんWordpressになると思います。ブログと新着ニュースをつけるかもしれないのですが、トップページに入れるか切り離すか検討中です。他のページも精査中です。写真は提供画像があるのですが有料画像も必要になるかもしれなくて…(以下略)」
私「(う〜んと、検討中が多いな…?)」

例なので実際とは違いますが(笑)、決まっていないことだらけなのに見積りって、参考になるのかと心配になっちゃいます。とりあえず誰に頼むかを比較検討したいのかなと思っていますが、こちらもちょっと不安になりますね。

コンサル的なことまで頼まれる

クライアント「うちのサイトで何を直したらいいか提案してくれる?」
私「すみません私は専門外でして…(汗)」

似たようなことはちょいちょい言われます。たぶんこれは人によって請け負う範囲が異なるのものだと思います。
もちろん、デザイン部分のみで「こうしたら見やすいかも、わかりやすいかも」ということは提案させていただきますが、私はその他の改善提案などはきちんとレポートの見方を身につけているコンサルやマーケティングの仕事の方の分野だと思っています。どこまでが対応可能な範囲かを聞いてもらえるとうれしいですね。

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まとめ

今までにあった困った依頼5選でした。こういうことを経験すると、自分の中でも「こういう時の依頼は引き受けない方がいいかもな」というセンサーが働くようになったり、自分とクライアント間の仕事の線引きができるようになるのでいい経験だったと思います。

私はクライアント側に立つこともあるのですが、「これお願い」と一方的でなくて、「これできますか?」「何か必要なことはありますか?」と歩み寄る姿勢が大事だなと思います。デザイナー側からしても、遠慮しすぎはよくないなとあらためて反省。みんなが幸せにお仕事できるといいな。

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